本ページでは離脱症状を体験した私が離脱症状を乗り越え克服するために効果的であったと考えることをまとめました。少しでも離脱症状に苦しんでいる方々に役に立つと幸いです。
断薬の前に減薬
これはやったことでは無くやりたかったことになります。ゆっくり減薬していくことで離脱症状が出ないということはないと思いますが、離脱症状の酷さは緩和されるはずです。
離脱症状がきつい時は無理せずに再服用し、錠剤カッターで服用量を調整する
私の場合は断薬後の離脱症状が辛く身の危険を感じたので薬を再服用し少しづつ減薬したいと訴えましたが主治医が薬を出してくれなかったので一気断薬という形が継続してしまいましたが、離脱症状は命をかけた戦いです。
あまりにも離脱症状がひどい時は再服用し、無理のない範囲で錠剤カッター等で服用量を調整して減薬・断薬を試みた方が良いと思います。一気断薬という形になったため結局使うことはありませんでしたが、一度再服用しゆっくり減薬していこうと錠剤カッターを購入しました。難しいことではありますが、自分にあった減薬・断薬を行うことが離脱症状を乗り越えるためには重要だと思います。
錠剤カッターは以下のように1000円程度で購入することができます。
整体(カイロプラクティック)
私の場合、離脱症状の多くが自律神経のバランスが乱れた時に発生するものでした。そこでかかりつけのカイロプラクティックで症状を緩和してもらえると思い行きました。カイロプラクティックに行って治療を行ってもらった結果、予想以上に離脱症状が緩和されました。カイロプラクティックは保険非適用となり経済的に負担が大きくカイロプロテクターの腕にもよりますが非常にメリットがありました。
また自分でできることとしてウォーキング・ストレッチ・腹式呼吸を行ったがいいとアドバイスを受けました。
ウォーキング
幸いにも薬を服用していた時に感じていた倦怠感が無くなりウォーキングできる状態でした。
離脱症状が辛い中、テンポ良く歩いて自律神経が整っていくということを信じて朝・昼・夜と1日3回の計1時間半程度のウォーキングを実施しました。ウォーキングすることで劇的に離脱症状が緩和されることはありませんが、毎日続けていくうちに徐々に離脱症状がよくなっていることを実感でき自律神経を整えるのに有効だったと思います。
また、原因不明の不安をはじめとする様々な離脱症状から気を紛らわすという点でもウォーキングは非常に効果がありました。
ストレッチ
お風呂あがりにストレッチをするようにしました。
離脱症状で筋肉が異常な張りや痛みがあったので、筋肉の緊張の緩和に効果的でした。これによって血流がよくなり自律神経が整う方向に向かってくれたと考えています。身体の柔軟性も薬を飲む前よりも良くなり生活の質が高くなりました。
腹式呼吸
熟睡できれば離脱症状を感じることはありません。そのため、質の高い睡眠を取るため腹式呼吸を実施しました。最初は効果を感じませんでしたが、徐々に熟睡できるようになっていきました。
また、原因不明の不安・焦燥感などを感じたときにも実施して心を落ち着かせていました。
離脱症状の辛さを人に話す
一人で離脱症状と戦うのは辛いです。
離脱症状の辛さを理解ある人を探すことは簡単なことではありませんが、話を聞いてもらえる人がいるだけでも心の支えになりました。一人で辛さを抱え込むのではなく、辛さを吐き出しましょう。
もしも、話を聞いてくれる人がいないのであれば当サイトのコメント欄に何か記入していただいても構いません。
日記をつける
私の場合、毎日その日の症状や考えたことを日記に書きました。1週間ごと1ヶ月ごとに明らかに良くなっているのがわかり希望を持つことができました。離脱症状と戦っている間はどうしても現在ある症状にしか目がいきませんが、日記を見返すことで良くなった症状を確認することができ徐々に離脱症状がなくなっていることを実感できます。
また、今まで辛い離脱症状を耐えてきたのだからこれからも耐えることができると自信になりました。
ココナッツオイル
近年デトックス効果が高いということで話題になっているココナッツオイルを試してみましたが、ココナッツオイルを摂取した後は離脱症状が発生する傾向にありました。体内に蓄積されたベンゾジアゼピンが体外に排出されている証拠かもしれません。特にこのココナッツオイルを摂取することによって改善したことは、頭がスッキリして今まで鈍っていた頭の回転が早くなったことはものすごく実感できました。ベンゾジアゼピンで鈍っていた思考が回復していき明らかに生活の質が向上しました。若干ココナッツオイルはお高めですが試してみる価値はかなり高いと思います。
インターネットで離脱症状の情報を見過ぎない
インターネットに載っているベンゾジアゼピン離脱症状の情報はほとんどがネガティブな情報です。
離脱症状に苦しまない人はネットに離脱症状のことを書き残したりしません。
離脱症状に苦しんでいる人のブログを読んでも不安が増すばかりで、良くなることはまれだと思います。
インターネットは必要最低限の利用に留めることが大切です。
理解者を探す
離脱症状を一人で孤独に戦うのは辛すぎます。
仲間や理解者がいると全く違います。私の場合カイロプラクティックの先生が話を聞いてくれたこと、家族が理解してくれたことが非常に大きかったです。
ただし、なかなか離脱症状で苦しんでいる中、理解者を探すのは苦しいのかもしれません。
少なくとも私は離脱症状に苦しみこのサイトをご覧になっているあなたの仲間です。
離脱症状が無くなることを信じる
離脱症状は無くなります。
このことを信じて希望を持ちながら離脱症状と戦うのと信じずに戦うのではモチベーションが変わってきます。
いつになれば離脱症状が無くなるのかと途方にくれることもありましたが、絶対良くなることを信じていました。
通院することよりも、良くなることを信じることがコストパフォーマンスが高いです。
離脱症状を抑える特効薬は「時間」
離脱症状を無くす方法は「時間」です。時間をかけることが最大の離脱症状克服攻略法だと思います。離脱症状は時間の経過とともに徐々になくなっていきます。慌てず焦らず良くなることを信じて一日一日を過ごしていきましょう。時間が離脱症状を無くしてくれることは既に私が実証済みです。